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26.4.09

豚インフルエンザとは

ブタはヒト、トリのA型インフルエンザウイルスに容易に感染する。発症ブタは元気消失、食欲不振、発熱などの一般症状と鼻汁、発作性の咳、呼吸促拍などの呼吸器症状を示す。病理所見として呼吸器粘膜上皮のカタル性炎症、咽頭粘膜の充血、気管支や気管内の粘液貯留、無気肺、間質性肺炎、肺気腫などが認められる。ウイルスの分離は鼻汁拭い液、気管や肺病変部を発育鶏卵の羊膜腔内あるいは尿膜腔内接種して行う。特異的な治療法はないため、対症療法を行う。一般に、予後は良好であり、死亡率は1%以下であるが、肺炎に進行すると予後は悪く、幼若ブタでは致死的となる。

日本においてブタの間で流行しているA型インフルエンザウイルスの主要な亜型は、H1N1とH3N2の2亜型であり、この2亜型に対する不活化ワクチンが開発されている。異なる亜型の豚インフルエンザウイルス株が同時に同一細胞に感染した場合には、遺伝子再集合によって新型インフルエンザウイルスが出現する可能性がある(抗原不連続変異)。

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